2008年07月14日

街を泳ぐ、海を歩く―カルカッタ・沖縄・イスタンブール

街を泳ぐ、海を歩く―カルカッタ・沖縄・イスタンブール
街を泳ぐ、海を歩く―カルカッタ・沖縄・イスタンブール   
定価: ¥420
販売価格: ¥0
人気ランキング: 632824位
おすすめ度:
発売日: 1998/08/01
発売元: 講談社
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街を泳ぐ、海を歩く―カルカッタ・沖縄・イスタンブールレビュー

故郷を離れて暮らす
 両親は沖縄出身だが、本人は東京で生まれ育ったという著者。故郷を離れて生きるとはどういうことなのか。そうした問題意識から在日外国人について、多くのルポルタージュを書いている。
 本書はトルコ、沖縄、ボリビア、中国などへの旅行記である。しかし、問題意識は色濃くあらわれており、ボリビアの沖縄移民、中国残留孤児の2世、トルコにおけるクルド人問題などが取り上げられている。安易な解決を許さない問題ばかりで、心に訴えかけてくるものがある。
 とはいえ、著者の文体は叙情的で詩的。文学作品である。糾弾するのでもなく、センチメンタルに悲しむのでもなく、瑞々しい感性で捉えた世界が描き出されている。


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