2007年11月30日
旅のそなた!
販売価格: ¥1,365
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おすすめ度:
発売日: 2003/11/01
発売元: 旅行人
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旅のそなた!レビュー
バスルーム(といれ)に置いておきたい本
旅好きな方なら買って後悔はしないでしょう。旅先の個性的な「そなた」達との出会いが、軽快な文章とド迫力のある絵によって紹介されています。笑えます。共感します。感心します。ドキドキします。
なぜか懐かしい
日本人が年間1000万人以上、海外旅行をするようになってから久しい。多くの人が様々な国、地域、都市で様々な「外国人」に出会い、共に笑い、怒り、(時には騙され)泣いてきたことだろう。しかしながら、旅が終わり日常に戻ると『旅のそなた』たちは暫く思い出の一ページに納まり、月日と共にいつのまにかフェイド・アウトしていってしまうのではないだろうか。
イラストレーターでもある著者は今まで出会ってきた世界中の個性豊かな人々を素晴らしい洞察力をもって描き切る。ページをめくるたびに著者と同行しているわけでもないのになぜか懐かしさが増していく。おそらくそれは、著者の感性豊かなイラストを通じて自分が国内外を問わず今までどこかで出会ってきた『旅のそなた』たちが蘇ってくるからではないであろうか。一期一会を大切にしたいと思わずにはいられなくなった。
世界中にはいろいろな人がいる。
絵が効いている。世界中で会った様々な人種の、これまた超個性的な人々を、たった一人で描ききっていることに驚愕を禁じえない。石原裕次郎に激似の軍人さんなどは、思わず本人を見たくなる。何とかして会えないものかと考え込んでしまう。
インドで「ムトゥ 踊るマハラジャ」のミーナさんを呼んで会ってしまった一件も嘘みたいな話だが、「ミーナさんに会ったのは偶然じゃありません。あなたがインドまで飛行機で来て、自分の足でここまで着たからでしょ」と言った、彼らを引き会わせたインド人の言葉は非常に重い。旅を愛する者全員がうなずく、説得力に満ちた言葉である。旅行記や滞在記のたぐいは巷に山ほど出ているし、中には本人の糧となっておらずに自己満足に終始しているものもあるが、この本は一味違う。
「訪問地域にかたよりがある」とは著者の言だが、登場人物のバリエーションは非常に幅広い。いい本だ。だから旅はやめられないのだ。
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こら!小田島